【新型コロナ影響】住宅ローンが払えなくなった人はどうなるの?【テクニック公開】
こんにちは、ネオバンカーのOffです。
先日に、下記のツイートをしました。
コロナの影響で新規借入の相談や返済中のローンについての問い合わせがとても多い。
— 闇銀行員の裏事情ブログ管理人 (@offbankblog) April 23, 2020
コロナのせいじゃないのに、コロナの影響って言ってくる人もいて( 笑 )決算書みたら一目瞭然なのですが。
新型コロナウイルスは人命だけでなく、家計をも苦しませている。
休業や営業不振で、職を失ったり大幅に収入が減ったりという人。
なかには収入が減って、住宅ローンの返済に困るという人もいる。
その場合、銀行はどのような対応をしてくれるのか。
どこに連絡したらいいの?
取引のある銀行に顔なじみの担当がいなければ、
金融機関はコロナ専用フリーダイヤルによる電話相談窓口を設置していますのでそちらに電話連絡をしてください。
住宅ローンやマイカーローン等は融資を受けた支店でもいいですが、まずは専用のフリーダイヤルへ。
大事なことは【電話】で連絡を取ることです。
このご時世、銀行員も人員を削減していますので、窓口に来られても早急に対応できないことがあります。
その分、テレワークで電話相談窓口に人員を増やしていますので、しっかりとした対応が望めます。
電話連絡で伝えること
①ローン契約者本人が電話をすること
極力本人が望ましいですが、コロナで契約者が倒れていたりなどの
急を要する場合は配偶者や親族からでも問題はありません。(電話口で要相談)
②契約者のフルネームとコロナの影響でのローンに関する相談があるということ
本人確認のために色々と聞かれるので(銀行との取引内容)心の準備を。
③ローンをどうして欲しいのか
元利金の返済猶予なのか?、毎月の返済額を減らしたいのか?
元金据置で利息だけ払いたいのか?、テールヘビー希望か?
一般的には返済の猶予を希望される方が多いので
「コロナで収入が下がったので、支払いを止めてほしい」と伝えればOK
ただし、支払いを止めたことによる副作用もあるので下記、要参照です。
④いつからの返済分から適用して欲しいのか
今月からなのか、来月なのか。果たして、今月の支払いから適用になるのか?
電話口で聞いてみましょう。
15分程度のやり取りになるので時間がゆっくりあるときに電話しましょう。
新型コロナウイルス特例処置がある
通常であれば、元利金の返済猶予や毎月の返済額を減らしたいとの意向は
【ローン条件変更】としての取扱になります。
そうなると、保証会社の審査や信用機関に履歴を残したりするので時間がかかります。
そして条件変更手数料として費用もかかるのが一般的。
しかし、【コロナの影響で】と一言添えるとどうなるのか。
①保証会社の審査なし
②信用機関への登録なし
③条件変更手数料なし
と三拍子揃った神対応となるのです。
そのため手続きもスムーズになります。
ただし、無闇矢鱈と条件変更をすると必ず、将来にしわ寄せが生じます。
例えば6ヶ月間、元利金支払い猶予を希望したとするとどうなるか。
6ヶ月後に猶予期間の元利金の一括返済が求められます。
住宅ローンを毎月7万円返済している方であれば
7万円 × 6ヶ月=42万円を一度に返済しなければいけません。
もし返済が難しいようであれば6ヶ月後に条件変更をするしかないでしょう。
そのときは上記のような特例はありませんので、時間もお金も将来も失います。
信用機関に登録されるとどうなるのか。
所謂ブラックリストに記載されるのでクレジットカードや賃貸契約の審査が通りづらくなる傾向があります。
このコロナ特例を利用しても信用機関に延滞履歴は登録されません。
銀行側が支払いを免除しているという扱いになるので問題はありません。
計画性を持って可能な範囲で相談してみてください。