ネット銀行で住宅ローンを組んでも大丈夫なの?倒産とかは?
こんにちは、ネオバンカーのOffです。
先日に、下記のツイートをしました。
ネット銀行と実店舗銀行の差はほとんど無くなってきています。
— 闇銀行員の裏事情ブログ管理人 (@offbankblog) February 22, 2020
オンライン手続きに抵抗が無ければ、メリットしかありません。
高給取りな銀行員がいないネット銀行はその分、金利が高かったり、手数料が低く設定されています。
実店舗銀行は時代遅れです。
オンライン手続きに抵抗がなければメリット大
近年、インターネット上で取引を行うネット銀行が増えています。
低金利の住宅ローンを用意しているネット銀行も多いため、借入先として気になるところだと思います。
住宅ローン1月新規借入
— 闇銀行員の裏事情ブログ管理人 (@offbankblog) January 11, 2020
・0.399%:ジャパンネット銀行
・0.415%:住信SBIネット銀行
・0.450%:新生銀行
・0.457%:じぶん銀行、ソニー銀行
・0.470%:イオン銀行
・0.475%:三井住友銀行
・0.525%:三菱UFJ銀行、みずほ銀行
ネット銀行は、実店舗をもたないため、業務の運営にかかるコストが大幅に圧縮されます。
そのため、金利が低く抑えられたり、保証料や繰り上げ返済手数料などの諸費用が安く抑えられるというメリットがあります。
預金通帳が発行されないことや、一部のクレジットカードには対応していないことがデメリットとしてあります。
それ以外の点では一般の金融機関と何ら変わるところはありません。
ネットバンクは普通の銀行がオンライン上にあるだけ
店舗はなくても会社は地球上に存在するので安心してください。
契約から融資実行までの手続きをウェブ上で完結します。
各種優遇が充実しているので検討の価値はあります。
インターネット専業の銀行
ソニー銀行、セブン銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、auじぶん銀行など
店舗もあるがオンライン上で取引をする銀行
新生銀行、東京スター銀行、イオン銀行など
ネット銀行が倒産したらどうなる?
老舗の金融機関がもつ長い歴史や実店舗数と健全な経営とは全く関係がありません。
メガバンクでもネット銀行でも、安定収益が確保できているかが重要です。
金融機関も民間企業ですから、経営破綻のリスクはあります。
ただし、これまで金融機関の破綻でペイオフが発動されたのは、2010年の日本振興銀行の1事例のみです。
※ペイオフとは、自分が預金している金融機関が破綻した際、預けていた金額のうち「1,000万円とその利息等」について保証されるという制度。
それ以外は経営が悪化すると、他の金融機関に営業譲渡したり、吸収合併されたりします。このとき、住宅ローンの返済がどうなるのでしょうか。
答えは取引銀行が変更になるだけです。
借入残高の全額返済をいきなり求められることはありません。
ただし、その住宅ローンが譲渡先の銀行条件に合わせて金利が変更になる可能性はあります。
ネットバンクの経営の安定度を調べるには?
ディスクロージャーを見ることで安定度がわかります。
ディスクロージャーとは企業が財務諸表や有価証券報告書などで、財務内容の情報を投資家などに公開することをいいます。
証券取引法および商法により投資家や債権者を保護するために義務付けられているのもので、健全な経営を確認する上で欠かせない資料です。
以下がディスクロージャーをみるうえでの用語解説です。
・経常利益=どれだけ稼いでいるか
・貸付残高=お金をどれだけ貸しているか
・預金残高=お金をどれだけ預かっているか
・資本金=会社の規模はどれくらいか